マミフラワーデザイン展2019
「日本の美」-ことば・いろ・かたち-開催しました。
松屋銀座で記念すべき20回目となる作品展 マミフラワーデザイン展2019「日本の美」-ことば・いろ・かたち-を、5月29日(水)~6月3日(月)松屋銀座8階 イベントスクエアで開催しました。
ここでは6日間の会期中の様子をご紹介いたします。
総長マミ川崎がアメリカ留学時代の経験をもとに「日本のフラワーデザイン」を広め続けて57年。以来、日本の美を反映した独創的な作品が数多く生み出されてきました。
今回の記念すべき作品展は、当スクールの原点のひとつを見つめたいという思いからテーマを「日本の美」といたしました。さらに「ことば」「いろ」「かたち」の3つをテーマに会場を設え、全国の講師による作品約300点を前期、中期、後期の3期に分けて展示しました。
会場入口
お待ち受けの花
会場入口は、今回のメインビジュアルにもなっている「扇」の形をイメージしたお待ち受けの花でご来場者様をお迎えいたしました。
会場の様子
会場は、「ことば」「いろ」「かたち」のテーマごとのブースに分かれ、それぞれをテーマにした作品で彩られました。また、20回の開催を記念した特別展示コーナーでは、1980年から始まった松屋銀座での作品展の様子を写真パネルで紹介。歴代のポスターもパネル展示いたしました。 総長 マミ川崎作品
タイトル「三笠の山」
天の原 ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に 出でし月かも
阿部仲麻呂
日本の美をつづった『古今和歌集』の大好きな歌をイメージした作品。 フラワーアーティスト
川崎景太作品
タイトル「立体二次元」
着物、襖、障子、すだれ、畳、浮世絵、舞台の背景などなど和文化の美は平面的に表現されているものが多い。
しかしこれらの表現には、重なり、垣間見せ、形の大小、明度彩度の違い、人の存在などが影響を及ぼし見えてくる立体や空間の美しさがある。
この作品は立体的に構成された複数の木板に描かれた花をある一点から眺めると集合美として平面的な花の長方形が浮かび上がる私が思考した「日本の美」である。 【会期中の様子】
会期中は連日多くのお客様にご来場いただきました。
作品を一つ一つじっくりとご覧になる方、作品の前で記念撮影をする方、素材の扱いに驚いている方など、マミのフラワーデザインを楽しんでいる様子が印象的でした。 当スクール校長/花文化コメンテーター
川崎景介による「ギャラリートーク」
作品展では毎回好評のギャラリートーク。
「フラワーデザインとは?」
「花くばりって何?」
みなさんの疑問にお答えしながら、今回の作品展の見どころや作品の解説、使われている素材についてなどを説明しながら会場をまわり、デザインだけにとどまらない花の魅力や植物の歴史、花と人の関わりなどフラワーデザインのより深い楽しみ方をお伝えしました。 本部講師によるデモンストレーション
マミフラワーデザインスクールの一番の特徴でもある「花くばり」とはどういうものかを目の前でご覧いただきながら、はじめての方でもすぐにできる簡単な花の飾り方から華やかに飾る方法などをライブでご覧いただきました。 花束の作り方では、花の選び方や花束の組み方、ラッピングのテクニックをご紹介。最後は毎回恒例となったじゃんけん大会で、最後まで勝ち残った方にプレゼントをいたしました。 オリジナルショップ
会場に併設したオリジナルショップでは、作品展のビジュアルをモチーフにした新商品の扇子やクリアファイル、かわいらしい一輪挿し、作家による一点ものの器やアクセサリーなどを販売。来場の記念やお友達へのプレゼントに買われる方、所狭しと並ぶグッズの中からお気に入りを見つけていかれる方、皆さまお買い物を楽しんでいました。 フラワーアレンジメント
ワークショップ
マミフラワーデザインスクールオリジナルの和紙「漆喰紙」を使って、花をいける器から制作しました。アクセントにハランの葉を巻いて、葉柄を曲げて手提げバック風に!
フリル姿が優雅なトルコギキョウと、この時期可憐な花を咲かせるクレマチスをいけて、世界に一つだけのフラワーアレンジメントに参加者も満足の様子。各回満員御礼の大人気でした。 コンペティションと授賞式
松屋銀座で開催する作品展では、前期・中期・後期の出品作品の中から特に優れていた作品に賞を贈るコンペティションを行います。
カメラマン、ディスプレイデザイナー、日本画家などフラワーデザインとは違う各分野の一線で活躍する方々を審査員に交え、様々な角度から作品を評価・審査しました。
受賞者にはトロフィーと花束、副賞が贈られ、その後の懇親会では和やかな雰囲気の中、審査員の先生とともにテーブルを囲んで色々な話で盛り上がりました。
受賞作品はこちら 今回のマミフラワーデザイン展では、出品された作品の一つ一つから様々な「日本の美」を感じることができました。 この作品展を通してあらためて日本の良さに気付かされると同時に、フラワーデザインの楽しさ奥深さ、そして無限に広がる可能性をご来場者の皆さまにもお伝えすることができたのではないかと思います。
総長マミ川崎がアメリカ留学時代の経験をもとに「日本のフラワーデザイン」を広め続けて57年。以来、日本の美を反映した独創的な作品が数多く生み出されてきました。
今回の記念すべき作品展は、当スクールの原点のひとつを見つめたいという思いからテーマを「日本の美」といたしました。さらに「ことば」「いろ」「かたち」の3つをテーマに会場を設え、全国の講師による作品約300点を前期、中期、後期の3期に分けて展示しました。
会場入口
お待ち受けの花
会場入口は、今回のメインビジュアルにもなっている「扇」の形をイメージしたお待ち受けの花でご来場者様をお迎えいたしました。
会場の様子
会場は、「ことば」「いろ」「かたち」のテーマごとのブースに分かれ、それぞれをテーマにした作品で彩られました。また、20回の開催を記念した特別展示コーナーでは、1980年から始まった松屋銀座での作品展の様子を写真パネルで紹介。歴代のポスターもパネル展示いたしました。 総長 マミ川崎作品
タイトル「三笠の山」
天の原 ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に 出でし月かも
阿部仲麻呂
日本の美をつづった『古今和歌集』の大好きな歌をイメージした作品。 フラワーアーティスト
川崎景太作品
タイトル「立体二次元」
着物、襖、障子、すだれ、畳、浮世絵、舞台の背景などなど和文化の美は平面的に表現されているものが多い。
しかしこれらの表現には、重なり、垣間見せ、形の大小、明度彩度の違い、人の存在などが影響を及ぼし見えてくる立体や空間の美しさがある。
この作品は立体的に構成された複数の木板に描かれた花をある一点から眺めると集合美として平面的な花の長方形が浮かび上がる私が思考した「日本の美」である。 【会期中の様子】
会期中は連日多くのお客様にご来場いただきました。
作品を一つ一つじっくりとご覧になる方、作品の前で記念撮影をする方、素材の扱いに驚いている方など、マミのフラワーデザインを楽しんでいる様子が印象的でした。 当スクール校長/花文化コメンテーター
川崎景介による「ギャラリートーク」
作品展では毎回好評のギャラリートーク。
「フラワーデザインとは?」
「花くばりって何?」
みなさんの疑問にお答えしながら、今回の作品展の見どころや作品の解説、使われている素材についてなどを説明しながら会場をまわり、デザインだけにとどまらない花の魅力や植物の歴史、花と人の関わりなどフラワーデザインのより深い楽しみ方をお伝えしました。 本部講師によるデモンストレーション
マミフラワーデザインスクールの一番の特徴でもある「花くばり」とはどういうものかを目の前でご覧いただきながら、はじめての方でもすぐにできる簡単な花の飾り方から華やかに飾る方法などをライブでご覧いただきました。 花束の作り方では、花の選び方や花束の組み方、ラッピングのテクニックをご紹介。最後は毎回恒例となったじゃんけん大会で、最後まで勝ち残った方にプレゼントをいたしました。 オリジナルショップ
会場に併設したオリジナルショップでは、作品展のビジュアルをモチーフにした新商品の扇子やクリアファイル、かわいらしい一輪挿し、作家による一点ものの器やアクセサリーなどを販売。来場の記念やお友達へのプレゼントに買われる方、所狭しと並ぶグッズの中からお気に入りを見つけていかれる方、皆さまお買い物を楽しんでいました。 フラワーアレンジメント
ワークショップ
マミフラワーデザインスクールオリジナルの和紙「漆喰紙」を使って、花をいける器から制作しました。アクセントにハランの葉を巻いて、葉柄を曲げて手提げバック風に!
フリル姿が優雅なトルコギキョウと、この時期可憐な花を咲かせるクレマチスをいけて、世界に一つだけのフラワーアレンジメントに参加者も満足の様子。各回満員御礼の大人気でした。 コンペティションと授賞式
松屋銀座で開催する作品展では、前期・中期・後期の出品作品の中から特に優れていた作品に賞を贈るコンペティションを行います。
カメラマン、ディスプレイデザイナー、日本画家などフラワーデザインとは違う各分野の一線で活躍する方々を審査員に交え、様々な角度から作品を評価・審査しました。
受賞者にはトロフィーと花束、副賞が贈られ、その後の懇親会では和やかな雰囲気の中、審査員の先生とともにテーブルを囲んで色々な話で盛り上がりました。
受賞作品はこちら 今回のマミフラワーデザイン展では、出品された作品の一つ一つから様々な「日本の美」を感じることができました。 この作品展を通してあらためて日本の良さに気付かされると同時に、フラワーデザインの楽しさ奥深さ、そして無限に広がる可能性をご来場者の皆さまにもお伝えすることができたのではないかと思います。